響屋のお楽しみ袋 Vol.10

クラリネットアンサンブルカンパニー響屋 「響屋のお楽しみ袋 Vol.10」

 

・日時   2012年10月13日(土) 昼の部 14:00開場  14:30開演   夜の部 18:00開場  18:30開演

・場所   旭川市市民活動交流センター「CoCoDe」

・料金   300円(未就学児無料)

・主催   クラリネットアンサンブルカンパニー響屋

・後援   旭川市教育委員会  旭川地区吹奏楽連盟   北海道新聞旭川支社   朝日新聞旭川支局

       毎日新聞社旭川支局   あさひかわ新聞 (順不同)

 

・プログラム(両公演共通)

 

1、ドレミの歌   (R・ロジャース/響屋オリジナル)

2、2台のピアノのためのソナタより 第1楽章  (W・A・モーツァルト/山口 景子)

3、勇気100%   (馬飼野 康二/高橋 宏樹)

4、夕焼け小焼け  (草川 信/石川 亮太)

5、リベルタンゴ   (A・ピアソラ/かとう まさゆき)

 

~休憩~

 

6、アイドルメドレー  (響屋オリジナル)

7、蘇州夜曲      (服部 良一/石川 亮太)

8、ドレミの歌    (R・ロジャース/響屋オリジナル)

9、風が吹いている   (水野 良樹/佐藤 博昭)

10、風紋     (保科 洋/清水 公明)

 

・アンコール  

1、いつか王子様が  (F・チャーチル/鎧熊 つよし)

2、川の流れのように  (見岳 章/響屋オリジナル)

 

今年の「響屋のお楽しみ袋」は、旭川市市民活動交流センター「CoCoDe」での開催となりました。

昨年までの神楽公民館「木楽輪」での公演は、昼夜のどちらの回もほぼ満員の方にご来場いただきました。

そのためちょっと会場が窮屈になってしまい、よりゆったりと落ち着いて聴いていただきたく、少し大きめの会場へと引っ越しです。

初めての会場でしたので、セッティングなど試行錯誤を何度となく繰り返しましたが、現段階では一番良い形で演奏を提供できたのではないかと思っています。

 

当日は、昼の部122名、夜の部109名と、合計231名の方にご来場いただきました。

これは今までの入場者数の最高記録だった昨年の171名を大幅に超えて、過去最高の動員となりました。

これも多方面で応援してくださった皆さん、そしてお忙しい中ご来場くださった皆さんのおかげであると、響屋一同心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

ちょっとだけ、プログラムなどのご紹介を・・・。

 

・ドレミの歌 (R・ロジャース/響屋オリジナル)

 ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中の1曲。説明の必要がないくらい有名な曲です。予定では、「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーを演奏することになっていたのですが、演奏時間や編成との関係で、その中から1曲だけ取り出してアレンジをし直しました。Ebクラからコントラバスクラリネットまで、全ての楽器に見せ場があるように工夫して、今回のネタの前フリにもなっているかな?

 

・2台のピアノのためのソナタより 第1楽章 (W・A・モーツァルト/山口 景子)

 「のだめカンタービレ」で有名になった、千秋とのだめが最初に共演したピアノ曲。細かい音符が多く、本番直前まで(事実)パートの入れ替えなどの試行錯誤を繰り返した、ちょっと苦労した曲。こういう曲がキレイに吹けるようになったらイイですよね・・・(^^;

 

・勇気100% (馬飼野 康二/高橋 宏樹)

 アニメ「忍たま乱太郎」の主題歌。小さなお子さんのお客さんが多いので、こういう曲を前半から演奏します。アンケートでは、昼の部でも夜の部でも、お子さんから、お孫さんと一緒にテレビを見ているおばあちゃんまで人気が高い曲でした。

 

・夕焼け小焼け  (草川 信/石川 亮太)

 これは「クラリキャット」シリーズの楽譜で、「夕焼け小焼け」に「遠き山に日は落ちて」のフレーズが重なる、名アレンジ。派手さはないですが、やさしい響きに包まれる曲。メンバーもお気に入りです。

 

・リベルタンゴ  (A・ピアソラ/かとう さまゆき)

 これも有名な曲です。8重奏版と4重奏版があるのですが、今回は4重奏版。人数が少ないのに楽譜の音は多いので、最初から最後まで休みなし。しかも難易度が高いので非常に苦労した曲です。響屋の古株メンバー4人で演奏しましたが、苦労の甲斐があって、アンケートでも人気が高い曲でした。

 

・アイドルメドレー (響屋オリジナル)

 光GENJI「パラダイス銀河」、AKB48「ヘビーローテーション」、SMAP「さかさまの空」、ピンクレディー「ペッパー警部」の4曲を無理やり(?)メドレーにしたもの。なぜかペッパー警部にアニメのテーマ曲が紛れ込んでしまっています(^^;

 

・蘇州夜曲  (服部 良一/石川 亮太)

 服部良一さんが一番お気に入りだったという名曲。様々なアーティストがカバーしています。クラリネットにアレンジされてもその美しさは変わりません。今年の活動の中で、様々な依頼演奏で演奏させていただき、そして人気も高かった曲です。これは響屋のレパートリーになりそう・・・。

 

・ドレミの歌 (R・ロジャース/響屋オリジナル)

 再び「ドレミの歌」。今回はEbクラからコントラバスクラリネットまで、クラリネットファミリーが集まっているので、この曲を使って楽器紹介をしました! Bbクラから演奏を始めて、バスクラ、アルトクラ、Ebクラと加わっていきます。その響きの違いを体験してもらおうというのが狙い。 そして最後、コントラバスクラリネットが加わった時、演奏だけではなくて・・・メンバーが体にムチを打って取り組んだネタが始まりました。当日は、天然系の一人のメンバーの活躍(?)により、笑いがおきました。

 

・風が吹いている  (水野 良樹/佐藤 博昭)

 今年のNHKロンドンオリンピック放送のテーマ曲。何度もテレビで聴いて、耳に馴染みがあったためか、これも人気が高かった曲。でも演奏するのは、意外に難しかったんですよ~。

 

・風紋  (保科 洋/清水 公明)

 吹奏楽に関わっている人なら、一度は演奏したり、聞いたことがあるであろう曲。1987年全日本吹奏楽コンクールの課題曲ですが、課題曲の枠を超え、今や吹奏楽の名曲として演奏され続けています。響屋でも数年前から「やりたい」という声が高かったのですが、クラリネットアンサンブルにアレンジされた楽譜が見つかったため、今年ようやく演奏にこぎつけました。クラリネットアンサンブルで演奏してもその魅力は失われず、何度練習しても「もっとやりたい」と思わせてくれるくらい奥が深い曲でした。アンケートでも非常に人気の高い曲でした。

 

・いつか王子様が  (F・チャーチル/鎧熊 つよし)

・川の流れのように  (見岳 章/響屋オリジナル)

アンコールは、この2曲。「川の流れのように」は、結成当初から演奏し続けている曲です。

 

今年はメンバーが増えたために、降り番(担当しない曲)を例年より多くとることができました。

そのため演奏を完成させる面でも、客観的に聴いてアドバイスをしてくれるメンバーがいて助かりましたし、当日も休む時間が多くあったので2回公演をしても例年ほど疲れが溜まりませんでした・・・いや、実際は夜の部はかなり疲れてましたが(^^; それでもいつもよりは元気でしたよ!

やっぱりメンバーが増えるのは良いことですね!

 

今年のお楽しみ袋も無事終了しました。ありがとうございました。

また来年のお楽しみ袋も、みなさんのご来場をお待ちしています!